スタッフブログ

ちょっと おもしろい話。

2008/03/19(水) すべて
百獣の王ライオンは、年をとり自分で狩りをすることが出来なくなったので、キツネに言いました。「腹がへって死にそうだ!鹿をわしの前に連れてきてくれ!」と。。ライオンの命令なので断る訳にもいかないキツネが、鹿のところに行って言いました。「百獣の王ライオンが、どうしても頼みたい事があると言っているから話を聞いてやってほしい」と。。鹿はその話を聞いてライオンの前にやってきました。ライオンが「大切な話だからもっと近くに来なさい」と言うので鹿が正直にも近づくと。。。耳をがぶり!!と噛まれ、驚いた鹿は一目散に逃げてしまいました。するとライオンはまたキツネを呼び出し、「もう少しのところで逃げられてしまった。もう一度、鹿をわしの前に連れて来い!!」と命令しました。
キツネは考えました。いくら鹿くんでも二度はだまされまいと。。でも百獣の王の命令なのでもう一度鹿の所へ行って言いました。「鹿くん。何で逃げたりしたの。耳元で大事な話をしようとしたら、急に逃げたから慌てて噛んでしまった!とライオンが言っていたよ。もう一度耳を近づけてよく話を聞いてやってくれよ」と。。そう言ってなんとかライオンの元へ連れて行きました。そしてとうとう鹿はライオンに喰われてしまいました。。たらふく肉を食べたライオンは、満腹になり、そのまま寝てしまいました。   目が覚めて、一番おいしい脳みそを食べようとしたら、脳みそはなくなっていました。ライオンが寝ている間にキツネが食べてしまったのです。ライオンはキツネに「お前が食べたのだろう!!」と怒り出しました。
キツネが言いました。「ライオンさん、二度もだまされるようなキツネさんに脳みそなんかある訳がないでしょう!!!」と。。いい話ほど、落とし穴があるものです。
気をつけないといけません。。(以上。私がいつも戒めの為に、いつか孫に話そうと思っているイソップ童話からのお話でした)

記事一覧|2008年03月

1ページ (全3ページ中)

ページトップへ