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太田道灌

2008/12/09(火) すべて
歴史上の人物 太田道灌のおもしろいエピソードを紹介します。
少年時代いたずらが激しかったので、父の命令により、鎌倉のお寺で修行をさせられました。  
道灌が修行から帰ってくると、父はどの位自己改革ができたのか、部屋にある障子を指してこう言った。
「その障子はまっすぐなのでちゃんと立っている。
お前のゆがんだ性格もまっすぐになったか。」
そう言われた道灌は、脇に置いてある屏風を指差してこう言った。
「この屏風は折れ曲がっているからこそ立っております。
障子は桟から外れればすぐに倒れます。
曲がった屏風は一人で立っています。  私も同じです。」
道灌が江戸城の城主になってから、部下の軍事訓練を行う中で、訓練を怠った者と、いつまでたっても技術が向上しない者からは罰金を取った。
しかし道灌は、その罰金をリーダーに与えこう言った。
「ご苦労だった。みんなこれで酒を飲め。そして罰金を取られたものをなぐさめてやれ。」
一同感動したのは言うまでもなかった。
会社組織の中で、やる気をだす方法を考えた時の一案のような気がします。
 

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